メトロポリタンのシャルダン「シャボン玉」②。

メトロポリタン美術館のシャルダン、「シャボン玉」が思い出させるのが、ルーヴル美術館、「コマを回す少年」。コマが倒れるまでの短い時間をとらえます。コマは傾きもうすぐ止まり、ぽとんと、少し開いたひきだしに落ちるでしょう。成長していく子供に愛情のこもった目が向けられています

(ジャン・シメオン・シャルダン作「シャボン玉」、1733-1734年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、60×61cm)

(ジャン・シメオン・シャルダン作「コマを回す少年」、パリ、ルーヴル美術館、RF1705、67×76cm)

名画を読み解く

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