メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」①。

「ピグマリオン・コンプレックス」のもとになった神話のお話。ピグマリオンは女性に幻滅し、自分で作った理想の彫刻の女性に恋してしまう。愛の女神が彫刻を人間にしてくれる。ここで面白いのは右の喜劇と悲劇の仮面。奇跡にびっくりしているようです。

(ジャン・レオン・ジェローム作「ピュグマリオンとガラテア」、1890年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、88.9×68.5cm)

名画を読み解く

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