モローの表現は神々しい。

モローが描く神の愛を受けた人間。モローは神話の把握が独創的。こちらも他の画家はエロティックに描くのに対しモローは神々しく描く。こちらはレダ。最高神が白鳥に姿を変え身ごもらせる。他の画家は交わりを強調。モローの白鳥はレダに選ばれた者のしるしを厳かに与えます。

(ギュスターヴ・モロー作「レダ」、1865-1875年頃、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、2.20×2.25m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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