神はアダムに伴侶を作る。

ルーヴル美術館展 プロローグは「愛の始まり」。神話とキリスト教の系統を代表する二枚。愛の神の矢が誰かのハートを射貫く。アダムとイヴの話は人類の罪の起源でここで取り上げられるのは意外な気も。神はアダムの伴侶としてイヴを作り聖書にはアダムが喜んだ記述も見えます。つがいの鳩も見られます。

(フランソワ・ブーシェ作「アモルの標的」、1758年、パリ、ルーヴル美術館、2.68×1.67m、フランス絵画部門、シュリー翼)

(ピーテル・ファン・デル・ウェルフ作「善悪の知識の木のそばのアダムとエバ」、1712年以降、パリ、ルーヴル美術館、INV1939、45××35.5cm、北方絵画部門、リシュリュー翼)

名画を読み解く

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