アダムとイヴの作品中の鳥。

ルーヴル美術館展 2番目の作品。アダムとイヴは最初の男女。つがいの白い鳩は本来ギリシア神話の愛の女神の鳥。男女の愛を暗示。上の二種類の鳥は恐らく聖母とキリストを暗示。小さい方は恐らくラファエロが「ヒワの聖母」に描いたヒワ。

(ピーテル・ファン・デル・ウェルフ作「善悪の知識の木のそばのアダムとエバ」、1712年以降、パリ、ルーヴル美術館、INV1939、45××35.5cm、北方絵画部門、リシュリュー翼)

(ラファエロ作「ヒワの聖母」、1505-1506年頃、フィレンツェ、ウフィツィ美術館)

名画を読み解く

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