ブリューゲル父が描く6・7月。

こちらはブリューゲル父が描く「6月」の様子。前記事「ベリー公の時祷書」と同じ場面。この時期には牧草を刈るのです。刈った草を集め山にし、干し草を作り干し草車に載せる。村中総出の作業です。実はこちらは「6・7月」の2ヶ月にほぼ相当。夏野菜を運ぶ人も見られます。

(ピーテル・ブリューゲル父作「牧草の草刈り」、1565年、プラハ、プラハ城、1.17×1.61m)

名画を読み解く

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