続き。ルーヴル美術館展「室内履き」に引用された絵が一枚目。その作者の作品も来ています(左)。娼婦の館での交渉の場面。男性が女性に金を示す。右の作品には「火の消えたろうそく」がある。これは光にたとえられる神がいないこと、「不道徳な行為」の暗示です。「室内ばき」にもありますね。
(ヘラルト・テル・ボルフ作「意味ありげな会話」、1654年頃、アムステルダム、国立美術館、0.71×0.73m)
(ヘラルト・テル・ボルフ作「若い女性に金を渡す男性」、1660-1663年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1899、0.68×0.55m、北方絵画部門、リシュリュー翼)
(サミュエル・ファン・ホーホストラーテン作「室内履き」、1669年、RF2129、パリ、ルーヴル美術館、1.03×0.70m、北方絵画部門、リシュリュー翼)
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