器に棒を刺す。穴に鍵を差す。

ルーヴル美術館展「室内履き」中の絵と同じ作者の作品「レモネード」。女性が持つ器に男性が棒を刺す。これは性行為の暗示ですよ。客が娼婦と交渉する。間の女性は取り持ち女。奥にベッド。テーブルの丸い瓶と男性の杖も男性器・女性器の暗示。「室内履き」の鍵穴に刺さった鍵。これも同じ暗示です。

(ヘラルト・テル・ボルフ作『レモネード」、1663-1664年頃、サンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館、0.67×0.54m)

(サミュエル・ファン・ホーホストラーテン作「室内履き」、1669年、RF2129、パリ、ルーヴル美術館、1.03×0.70m、北方絵画部門、リシュリュー翼)

名画を読み解く

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