「リンゴをむく女性」にもろうそく。

続き。火が消えたろうそくは神の意に反することが行われているしるし。右の作品のろうそくも火が消えている。リンゴをむく女性。アダムとイヴが神の命令に背いて食べた果実はリンゴとしてよく表される。皮をむくのは食べた=罪を犯したことを強調。女性の様子は悲しげです。

(ヘラルト・テル・ボルフ作「リンゴの皮をむく女性」、1660年頃、ウィーン、美術史美術館、0.63×0.30m)

(サミュエル・ファン・ホーホストラーテン作「室内履き」、1669年、RF2129、パリ、ルーヴル美術館、1.03×0.70m、北方絵画部門、リシュリュー翼)

名画を読み解く

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