ワインと葡萄の神バッカスの両親。

秋なのでワインと葡萄の神バッカスの話を。ギュスターヴ・モロー「ユピテルとセメレ」。この二人がバッカスの両親。人間の女性セメレは最高神ユピテルの妻女神に唆され、最高神の真の姿を見る。神々しさは人間には堪えられずセメレは死ぬ。取り出された胎児がバッカスです。

(ギュスターヴ・モロー作「ユピテルとセメレ」、1895年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat91、2.21×1.18m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000