バッカスの一族への女神の怒り②

ワインと葡萄の神バッカスの話。続き。一族への最高神の妻ユノ女神の怒りは、愛を受けた女性エウロペの血筋と、弟の血筋に及びます。まず前者。クレタ島で生まれた子ミノスは偉大な王となる。ユノ女神は王妃にたくましい牡牛への愛を植え付ける。交わりから怪物が生まれます。

(ギュスターヴ・モロー作「パーシパエ」、1880年代、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat751、95×0.91m)

名画を読み解く

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