酔っ払いの描写か神話画か。

秋なので先月からワインと葡萄の神を題材にした作品を紹介中。こちらはプラド美術館。光を浴びる男性がワインの神。ベラスケスは身近でリアルな日常の品物・人々を描く作品からスタート。神話の神が酔っぱらい達の中に溶け込みます。かつてない異例の表現です。

(ベラスケス作「バッカスの勝利(または酔っ払いたち)」、1628-1629年、マドリード、プラド美術館、1×1.19m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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