「キリスト生誕」。エティエンヌ・シュヴァリエの時祷書。

もうすぐクリスマス。「キリスト生誕」の表現紹介中。前作同様美しい装飾写本。ベリー公の時祷書同様フランスで制作。少し後です。誕生が夜の出来事であったことがよくわかります。場所は家畜小屋。星が輝き救い主を示す。天使たちも恭しく礼拝。羊飼いに誕生が告げられます。

(ジャン・フーケ作「キリスト生誕(エティエンヌ・シュヴァリエの時祈祷)」、1452-1460年頃、パリ、国立図書館、16.5×12cm)

名画を読み解く

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