こちらも瞑想で彫刻が人間に。

こちらはプラド美術館の至宝。前の作品と似た特徴があります。同じくロヒール・ファン・デル・ウェイデン。共通点は?どちらも大型で人物が等身大。背景が平面的。こちらは箱に人物が入っているよう。こちらも瞑想の力により彫刻(祭壇装飾)が人間になった、 という表現です。

(ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作「十字架降架」、1435年頃、マドリード、プラド美術館、2.2×2.62m)

(ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作「磔刑」、1457-1465年、エル・エスコリアル修道院、3.23×1.92m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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