サビネの女たち。

略奪された娘や姉妹を取り戻そうと、数年後、近隣諸族の男性たちがローマに攻めてきます。でも女性たちは大切にされていたんですね。女性たちは子供を見せて戦いを止めます。赤ん坊は男性たちにとって娘・息子であり孫。男性たちは和解します。

(ジャック・ルイ・ダヴィッド作「サビネの女たち」、1799年、パリ、ルーヴル美術館、INV3691、3.85×5.22m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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