眠るなまめかしい裸体の男性。エンデュミオン。

眠るなまめかしい裸体の男性。かなり大型の作品です。男性の恋人は、月の女神。男性は、永遠に眠り続けます。時間は、夜。優しいそよ風の神が、葉を揺らし逢瀬を助けます。月の女神は光の靄(もや)となり恋人の体を包みます。

(アンヌ・ルイ・ジロデ・ド・ルシー・トリオゾン作「エンデュミオン、月の効果(またはエンデュミオンの眠り)」、1793年、パリ、ルーヴル美術館、1.98×2.61m)

名画を読み解く

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