大革命の後、皇帝となったナポレオン(第一帝政、在位:1804-1814年)は、フランス王家とは違う紋章を選びます。ナポレオンの紋章は「赤字に金のミツバチ」。これも金の「月桂樹の冠」もゆったりした衣装も、遠い昔地中海周辺全域を支配した、ローマ帝国の皇帝を意識しています。
ジャック・ルイ・ダヴィッド作「皇帝ナポレオン1世の聖別および皇后ジョゼフィーヌの戴冠、1814年12月2日、ノートルダム大聖堂にて(またはナポレオンの戴冠式、部分)」、1804年、パリ、ルーヴル美術館、INV3699、6.21×9.79m)
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