ルイ14世のお気に入りの肖像画。

即位式の衣装のルイ14世(ブルボン王朝、在位:1643-1715年)。ヴェルサイユ宮殿を建てた王様です。この人は、連作「マリー・ド・メディシスの生涯」の主人公マリー・ド・メディシスとアンリ4世(ブルボン王朝、在位:1589-1610年)の孫。王のお気に入りの肖像画です。即位したのは5歳の時、権威を示す表現です。さて「青地に金の百合」がフランス王家の紋章です。

(イアサント・リゴー作「フランス国王ルイ14世(在位:1638-1715年)」、1701年、パリ、ルーヴル美術館、INV7492、2.77×1.94m)

名画を読み解く

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