プシケ（魂）がアムール（愛）を知った瞬間。

愛の神アムール（クピドンのフランス語名）は、人間の美少女プシケに恋し、姿を見せぬまま彼女と結ばれます。二人の名前は、アムールが「愛」、プシケが「魂（たましい）」を意味します。プシケはアムールのキスを受け、はっとしています。魂（たましい）が愛を知った瞬間です。

（フランソワ・ジェラール作「プシケとアムール（またはアムールの最初のキスを受けるプシケ）」、1798年、パリ、ルーヴル美術館、INV4739、1.86×1.32ｍ）