パンドラ。

古い世代の神プロメテウスが、人間の為にゼウス(別名ユピテル)のもとから火を盗み、報復として作られたのが、このパンドラ。名前の意味は「あらゆる贈り物」。女神の姿で作られて、才能、魅力、飾り物を神々から贈られます。彼女が壺の蓋を開け、地上に災いが広まります。 壺の中に「希望」が残ります。

(ジャン・クザン(父)作「エヴァ・プリマ・パンドラ」、1550年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF2373、0.97×1.50m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000