空中に聖母子。手前に初代ローマ帝国皇帝アウグストゥスと異教の巫女。

空中に聖母子。手前に初代ローマ帝国皇帝アウグストゥスと異教の巫女。舞台はローマ帝国の首都ローマ。キリスト誕生予言の場面。元老院が皇帝を神として崇めようとし、皇帝は巫女に自分より偉大な者が現れるか尋ねます。太陽の光の中に子ども抱いた乙女が現れます。キリスト誕生の当日です。

(アントワーヌ・カロン作「ティブルの巫女」、1575-1580年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1938-101、1.25×1.70m)

名画を読み解く

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