「羊飼いたちの礼拝」。ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「羊飼いたちの礼拝」。ここにも小羊が描かれて、赤ん坊の犠牲と人類の救いを思わせます。ミイラのようにぐるぐる巻きに布に包まれ、目を閉じる赤ん坊。この様子は幼子キリストの死の運命の暗示です。 

(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「羊飼いたちの礼拝」、1645年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF2555、1.07×1.31m)

名画を読み解く

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