三美神。クラナッハ。

こちらも三美神。16世紀ドイツの画家クラナッハの作品です。こちらは、ルーヴル美術館が打ち出した一大獲得キャンペーンでコレクションに入った作品です。優美な裸体の三人の女性たち。ポーズも伝統の様式をいくらか思わせます。魅力を引き立てるアクセサリーは同時代風。女神なのかそうではないのか。様々想像させる作品です。

(ルーカス・クラナッハ父作「三美神」、1531年、パリ、ルーヴル美術館、RF2011-1、36×24cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000