【名品128】「景色の中のウェヌス」ルーカス・クラナッハ2023.02.23 12:00【ルーヴル美術館の名品150選128】。ウェヌスは愛の女神。でもどうも女神には見えない。どういう作品か。帽子や薄布、アクセサリーが裸体を強調する。蠱惑的な瞳が印象的。背景の森や景色も見所です。
【名品127】「三美神」ルーカス・クラナッハ2023.02.22 12:00【ルーヴル美術館の名品150選127】。三人の裸体の女性たち。裸体に帽子やアクセサリーを身につけ手にした薄布は裸体を全く隠していない。この作品は何を表わした作品か?作品のタイトルは「三美神」。女神なのかそうではないのか。独特の魅力を放つ女性たち。クラナッハはお好きな方が結構多い画...
三人の女神。違う女神。2022.02.19 13:44三人の優美な女神を描く二つの作品。クラーナハとボッティチェリ。この三人、同じ女神?違います。1枚目「パリスの審判」の三人は愛の女神・最高神の妻・智恵の女神。2枚目は三美神。後者は古代の表現から互いに体に触れて円になるように描かれます。
美意識が対極的。2022.02.19 13:36メトロポリタン美術館展 で見られるのがクラーナハのこの作品。2枚目ルーベンスと同じ場面。美意識の違い!ルーベンスは物語に忠実。金のリンゴを争う女神たちの美を羊飼い姿の男性が品定めする。1枚目の男性はぽやんとして夢を見ているよう。クラーナハの表現は独創的です。
髪が男性の弱点。2022.02.16 12:14クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。1枚目:クラナッハ、2枚目:レンブラント。同じ話が題材。1枚目は女性が男性の髪をはさみで切る。2枚目は女性が髪の房を持って逃げ、男性が襲われる。男性はこの髪が弱点。旧約聖書。クラナッハは一層女性の魔性を思わせる。
滅ぼされる街。高齢の男性と若い女性。2022.02.15 13:31クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。クラーナハの1枚目はルーヴルの忘れられた画家の作品と同時代で同じ話。共通点は?背景に神の怒りに滅ぼされる街。逃れる人物。手前に三人。女性は娘。父を酔わせ...どういう話か?
男性の生首と女性。2022.02.15 13:26クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。男性の生首と描かれた女性。同じ人?別の人です。ポイントは女性の年齢。持ち物。男性の生首に触れるか否か。表情。どちらもキリスト教の人物。どういう話が?
悪女?高潔な女性。2022.02.13 16:25クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。1枚目はクラーナハの「ユディト」。旧約聖書の女性。カラヴァッジョの2枚目と同じ人物。男性の首を切る。悪女?いえいえ、高潔な女性。民族を救った英雄です。どういう話か?
クラナッハ作品の「愛の女神ヴィーナス」。2022.02.12 11:28クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。 今メトロポリタン美術館展で見られる1枚目は三人の女神の左が恐らく愛の女神ウェヌス(ヴィーナス)。1枚目には愛・権力・名誉のうちどれを選ぶかという問いが含まれる。2枚目もヴィーナス。愛に関する寓意。3枚目はヴィーナスとタイトルは言うが....
クラナッハが描くトロヤ戦争の序章。2022.02.12 11:19今この作品が日本で見られる。メトロポリタン美術館展 。三人の女性は女神。最高神の妻、智恵と勇気の女神、愛と美の女神。美を競っている。男性は愛の女神を選び、贈り物の美女をさらい、彼女が人妻だったところからトロヤ戦争が始まる。背景の波止場が旅立ちとその後の展開を思わせる。
クラナッハ。トロヤ戦争・旧約聖書・新約聖書。2022.02.12 11:16ルーカス・クラナッハまたはクラーナハ。メトロポリタン美術館展 で1枚目が今日本で見られる。必見。細部まで発見満載。感嘆ものです。写真は順にトロヤ戦争、旧約聖書、新約聖書の話が着想源。どんな話?
メトロポリタンのクラナッハ「パリスの審判」⑦。2022.01.30 10:30メトロポリタン美術館展のクラナッハ(またはクラーナハ)「パリスの審判」。手前の人物を堪能した後は景色の魅力に引き込まれていくはず。古城街道を思わせる。水辺に街。波止場があり船が出る。この部分は物語の続きを考えさせる。パリスは愛の女神を選び、代償である絶世の美女ヘレネをスパルタから...