三美神と愛の女神ウェヌス。

こちらは三美神と愛の女神ウェヌスを一緒に描く表現です。こちらはボッティチェリの表現です。左側が女神たち。手前の堂々とした様子の女性が愛の女神ウェヌスです。右側は現実の女性です。女神たちはこの女性に贈り物をしています。三美神がここで表すものの可能性。恐らく、愛・貞潔・美。女性の美徳です。

(ボッティチェリ作「若い女性に贈り物をするウェヌスと三美神」、1483-1485年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF321、2.11×2.83m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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