キリストの裁判を行ったのはローマ帝国の総督です。

キリストの裁判を行ったのはローマ帝国の総督です。当時聖書の舞台はローマ帝国の支配下にありました。総督はキリストに罪があるとは思えなかったものの、キリストを敵視する群衆の暴走を抑えるため、やむなく死刑を認めます。それに続くキリストの侮辱の場面です。

(ティツィアーノ作「茨の冠」、1542-1543年、パリ、ルーヴル美術館、INV748、3.03×1.8m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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