「最後の晩餐」。「聖体拝領」の由来。

キリストは「最後の晩餐」の席で、パンとワインを「これは私の体である、これは私の血である」と言い弟子たちに分け与えました。これがキリスト教の儀式「聖体拝領」の由来です。儀式の中で、ワインが「キリストの血」、パンが「キリストの体」に変えられて、信者はそれをいただきます。信者は「キリストの血」・「キリストの体」をいただいて、人類を救う犠牲として命を落としたキリストの死の意味を考えて、キリストによる救いの業に与ります。

(フィリップ・ド・シャンペーニュ作「最後の晩餐」、1652年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1124、1.58×2.33m)

名画を読み解く

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