聖ドニ（サン・ドニ）は首を斬られた後、自ら埋葬されるべき地まで歩いて行ったと言われます。

「パリ高等法院の磔刑図」。右から2番目聖ドニ（サン・ドニ）は首を斬られた後、自ら埋葬されるべき地まで歩いて行ったと言われます。この人が殉教したのがモンマルトルの丘（殉教者の丘という意味です）、埋葬の地となったのが、パリの少し北に位置しているサン・ドニというところです

（アンドレ・ティープル作？「パリ高等法院の磔刑図」、1450年以前着手、パリ、ルーヴル美術館、RF2065、2.26×2.70ｍ）