女王のような女性がユノ女神。隣が雌牛に変えられたイオ。

前の記事の続き。こちらは、ルーヴル美術館、17世紀オランダ絵画。女王のような女性がユノ女神。隣が雌牛に変えられたイオ。悲しそうな顔をしています。ユノ女神はイオを「百の目を持つ」というアルゴスに見張らせます。アルゴスは殺され、ユノ女神はその百の目を孔雀につけ、目玉のような模様ができました。

(ヤン・ファン・ノールト作?「天界の王妃ユノ、車から降り、イオを羊飼いアルゴスに託す」、1660-1670年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1973-3、1.33×1.08m)

名画を読み解く

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