牛を愛おしげに抱きしめる裸体の女性。パーシパエ。

ギュスターヴ・モロー。牛を愛おしげに抱きしめる裸体の女性。パーシパエ。クレタ島の王ミノスの王妃。ミノスは立派な牛を海の世界の王神ポセイドンへ捧げるのを惜しむ。ポセイドンは怒り、王妃に牛に対する禁断の愛を燃え上がらせる。王妃は牛と交わり、牛頭人身の怪物が生まれます。

(ギュスターヴ・モロー作「パーシパエ」、1880年代、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat751、95×0.91m)

名画を読み解く

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