ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」は春の場面。

ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」は春の場面。翼のある男性は西風の神。西風は春の風。緑の草のニンフ(下級の女神)だったクロリスは、春の風の神の愛を受け、花の女神に変容します。二人は花をまき散らす。ヴィーナスを迎える女性は季節の女神の一人。その布と服に花の模様。春を司る女神です。

(ボッティチェリ作「ヴィーナス誕生」、1485年頃、フィレンツェ、ウフィツィ美術館、1.75×2.85m)

名画を読み解く

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