ラファエロ作「聖体の議論(キリスト教礼賛)」。

ラファエロ「アテネの学堂」と対をなすのがこちら。キリスト教の聖なる人物たちを描くこちらと、異教の人物を描く「アテナの学堂」がどう結びつくのか?

中央に神・キリスト・聖霊。近くに聖母マリアと洗礼者ヨハネ両側に天国の聖人を代表する人物達。左右6人ずつで12人。12は完全性を表わす数。両側で人物が対応する極めて美しい構造。どうなっているか?講義を是非。

(ラファエロ作「聖体の議論(キリスト教礼賛)」、1509-1510年頃、ヴァチカン、美術館、幅7.70m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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