「解放されたエルサレム」。ポンパドール夫人が好んで演じたのが恋する乙女エルミニア。捕虜になったときからずっと敵方のタンクレディを想っている。瀕死の想い人を助けに敵陣営に行こうとしたり、味方陣営にスパイとしてきた想い人の側近に連れ出してくれと頼んだり。恋に夢想している一途な乙女です
(モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール作「ポンパドール夫人」、1749-1755年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV27614、1.75×1.28m)
(ピエルフランチェスコ・モラ「木にタンクレディの名前を刻むエルミニア」、1660年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV398、71×94cm)
(ニコラ・プッサン作「タンクレディとエルミニア」、1631年頃、サンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館、0.98×1.47m)
0コメント