アポロンとクピドン。弓矢の使い手。

神アポロンと神クピドン。どちらも弓矢の使い手。アポロンは、弓矢で大蛇ピトンを倒し得意になって、クピドンの弓矢を侮る。クピドンの仕返し。アポロンを恋を燃え立たせる矢で射貫き、その相手を恋を嫌がらせる矢で射貫く。アポロンの適わなかった初恋。

(ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ作「アポロンとダフネ」、1743-1744年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF2107、0.96×0.79m)

(ランベルト・スストリス作「ウェヌスとクピドン(部分)」、1550年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1978、1.32×1.84m)

名画を読み解く

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