パリスの審判。権力か?名誉か?愛か?

1枚目がクラナッハ。2枚目と同じ話「パリスの審判」。女神の美人コンテスト。女神たちは贈り物で買収をはかる。最高神の妻ユノ女神は「権力」、英雄の守護者ミネルヴァは「名誉」、愛の女神ウェヌスは「美しい女性の愛」。パリスは「愛」を選ぶ。

(ルーカス・クラナッハ(父)作「パリスの審判」、1528年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.01×0.71m)

(「パリスの審判(中央部分)」、115-150、パリ、ルーヴル美術館、Ma3443、1.86×1.86m)

(ジャック・ルイ・ダヴィッド作「パリスとヘレネの愛」、1788年、パリ、ルーヴル美術館、1.46×1.81m)

名画を読み解く

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