絶世の美女ヘレネは卵から産まれる②。

絶世の美女ヘレネは卵から誕生。最高神はスパルタ王妃レダに目を留め、白鳥に姿を変えレダの懐に逃げ込みレダと交わる。白鳥との交わり。レダは卵を産む。レダは最高神の子と夫の子を産む。卵は二つで男の子の双子と女の子の双子が産まれる。男の子の方は双子座の兄弟です。

(チェーザレ・ダ・セスト作「レダと白鳥」、1505-1510年頃、ウィルトシャー、ウィルトン・ハウス、69.5×73.7cm)

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「レウキッポスの娘をさらうカストルとポリュックス」、1618年頃、ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク、88.1×82.8cm)

名画を読み解く

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