「サビネの女たち」続き。ロムルス②。

ダヴィッド作「サビネの女たち」は古代ローマ建国にまつわる話。ローマには女性がいなかったので近隣の女性をさらって妻にした。建国者がロムルス。レムルスと双子。双子の父は戦の神軍神マルス(2枚目)。大叔父に捨てられた赤ん坊を育てた雌狼は父である神ゆかりの動物です。

(ジャック・ルイ・ダヴィッド作「サビネの女たち(部分)」、1799年、パリ、ルーヴル美術館、INV3691、3.85×5.22m)

(「ボルゲーゼのアレス(部分)」、ローマ時代コピー、オリジナル(アルカメネス):前5世紀、パリ、ルーヴル美術館、Ma866、高さ2.11m)

名画を読み解く

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