奴隷を道連れに死ぬ暴君、狂気を装う王子。

ドラクロワは「ロマン主義」の巨匠。「サルダナパールの死」「ハムレットとオフィーリア」。共通点は?どちらも出典はイギリス文学。前者が詩人バイロン、後者はシェイクスピアの作品。放埒の末奴隷を道連れに死ぬ暴君。狂気を装い復讐を誓う王子。

(ウジェーヌ・ドラクロワ作「サルダナパールの死」、1827年、パリ、ルーヴル美術館、RF2346、3.92×4.96m)

(ウジェーヌ・ドラクロワ作「ハムレットとオフィーリア」、1840年、パリ、ルーヴル美術館、RF2638、0.29×0.22m)

名画を読み解く

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