メムリンクは風景が面白い。

名画を読み解く。ハンス・メムリンクは初期フランドル絵画の面白い画家の一人。一見よく見る礼拝像。風景がつながる。そして風景の中に人物にまつわる物語のエピソードが描かれている。右側マグダラのマリアの中には少なくとも4つ。例えばラザロの復活。わかりますか?

(ハンス・メムリンク作「エジプト逃避途上の休息の三連祭壇画」、1475-1480年、パリ、ルーヴル美術館、INV1453,INV1454、RF1974-30、0.47×0.26m(中央パネル))

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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