メトロポリタンのラ・トゥール「女占い師」。

メトロポリタン美術館展 のラ・トゥール。3枚目ルーヴル美術館カラヴァッジョの影響が。カラヴァッジョは人物を2人にしぼり、盗みをはたらく流浪の民の女性とアヴァンチュールを期待する男性の視線の緊張感が秀逸。追随者たちは敬意を表し、様々なバージョンを生み出します。

(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「女占い師」、1630年代、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.01×1.23m)

(ニコラ・レニエ作「女占い師」、1626年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV366、1.27×1.5m)

(カラヴァッジョ作「女占い師」、1595-1598年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV55、0.99×1.31m)


名画を読み解く

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