メトロポリタンのジェローム「ピュグマリオンとガラテア」②。

メトロポリタン美術館展 の1枚目は心理学の「ピグマリオン・コンプレックス」のもとになった話。ルーヴルの2枚目は「オイディプス・コンプレックス」のもとになった人物。前者は自分が作った理想像に恋すること。後者は、男の子が母親と結婚したいと思うこと。この男性は母親を妻としてしまいます。

(ジャン・レオン・ジェローム作「ピュグマリオンとガラテア」、1890年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、88.9×68.5cm)

(ジャン・オーギュスト・ドミニック・アングル作「スフィンクスの謎を解くオイディプス」、1808年、RF218、1.89×1.44m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000