罪の女と乙女の代表。

クリヴェッリ。マグダラのマリアは「改悛した罪の女」。聖女カテリナは乙女。拷問にも負けず信仰と純潔を守った「殉教処女聖女」の代表。聖女の人気ナンバーワンはマグダラのマリア。ナンバーツーは。カテリナ。どちらもうっとりするような表現です。

(カルロ・クリヴェッリ作「マグダラのマリア(部分)」1480年頃、アムステルダム、国立美術館、1.52×0.49m)

(カルロ・クリヴェッリ作「デミドフの祭壇画(部分)」1476年、ロンドン、ナショナル・ギャラリー)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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