ティツィアーノ。母マリアに寄り添う若い女性は目印の香油壺はないがほぼ間違いなくマグダラのマリア。根拠:おろした長い髪、娼婦の過去を思わせる衣装。キリストの死に関する場面でよく描かれること。マグダラのマリアはその後の「復活」を思い出させる意味で重要です。
(ティツィアーノ作「キリストの墓への移送」、1520年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV749、1.48×1.71m)
ティツィアーノ。母マリアに寄り添う若い女性は目印の香油壺はないがほぼ間違いなくマグダラのマリア。根拠:おろした長い髪、娼婦の過去を思わせる衣装。キリストの死に関する場面でよく描かれること。マグダラのマリアはその後の「復活」を思い出させる意味で重要です。
(ティツィアーノ作「キリストの墓への移送」、1520年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV749、1.48×1.71m)
名画を読み解く
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