聖母の姉妹「クロパの妻マリア」①。

一枚目はジオット。前の作品(二枚目)同様聖母の他に三人の女性(一人は左端に光輪)。マタイ福音書によるとマグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母。三人目は愛弟子ヨハネと大ヤコブの母。二人目がヨハネ福音書の「母の姉妹クロパの妻マリア」。左の二人のどちらかが聖母の姉妹というわけです

(ジオット作「磔刑」、1304-1306年、パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂、2×1.85m)

(ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作「十字架降架」、1435年頃、マドリード、プラド美術館、2.2×2.62m)

名画を読み解く

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