少女のようなニンフ①。

ルーヴル美術館展 楽しみです。目玉作品の一つ。シテール島への巡礼のヴァトー。神話の人物に投影した男女の恋模様というべきでしょう。サテュロスは抑えがたい恋の衝動。ニンフは本来自然界の生命力を体現。ヴァトーのニンフは可憐な少女です。

(ジャン・アントワーヌ・ヴァトー作「ニンフとサテュロス」、1715/1716年、パリ、ルーヴル美術館、MI1129、0.73×1.07m)

名画を読み解く

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