聖母と聖人たちの会話「聖会話」。

中央は救い主幼子キリストとその母、神に選ばれ乙女のまま神の子をを身ごもり産んだ聖母マリアです。二人合わせて「聖母子」という。羊・杯・塔の模型・車輪等は人物を見分ける目印。生きた時代も場所も異なる聖なる人物が聖母子と同じ空間を共有し会話しているような表現は「聖会話」と言われます

(ハンス・メムリンク作「聖ヨハネの三連祭壇画(部分)」、1479年頃、ブルージュ、メムリンク美術館、1.72×1.72m(中央パネル))

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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