ろうそくの光は神の暗示という話をしてきました。「神は光」ということはジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品を見るとよくわかる。マグダラのマリアはランプの火を見て神を考える。ここではろうそくの光=神が闇を照らす。そして神の子=神である少年キリストが同じく輝きます。
(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「大工聖ヨセフ」、1642年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1948-27、1.37×1.02m、フランス絵画部門、シュリー翼)
(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「ランプのマグダラのマリア」、1640-1645年頃、パリ、ルーヴル美術館、RF1949-11、1.28×0.94m、フランス絵画部門、シュリー翼)
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