天使の姿をしたキリスト。

宙に浮かぶ奇妙な姿のもの。これは天使でなくキリスト(の幻)。アッシジの聖フランチェスコは体にキリストが十字架で受けたのと同じ傷を受ける。このときキリストが「六枚の翼を持つ天使」の姿で現われたという伝承が存在。光輪に十字の模様。これはキリストのしるしです。

(ジオット・ディ・ボンドーネ作「聖痕を受ける聖フランチェスコ」、1295-1300年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV309、3.13×1.63m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)

名画を読み解く

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