天使には階級があると考えられた。最上位が「熾天使」。ここには我々に最も身近な天使。一枚目もヒエロニムス・ボス。同じく死の床にある人を描く。死に神が来ている。この期に及んで金の入った袋に手を伸ばす。この人をずっと見守ってきた天使が、神へ心を向けるよう促します。
(ヒエロニムス・ボス作「守銭奴と死」(1500-1510年頃、ワシントン、ナショナル・ギャラリー、93×31cm)
(ヒエロニムス・ボス作「七つの大罪と人間の最期の四つの段階(部分)」、1505-1510年頃、マドリード、プラド美術館、1.2×1.5m)
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