水瓶座の少年。聖女?

2月になりました。久々にギュスターヴ・モローの作品。水瓶座になったのは美少年ガニュメデス。トロヤ王トロスの子。最高神の男の子の恋人。子をもうけぬ代わりに特別な栄誉を受ける。天に上げられ不老不死を与えられお酌係とされる。不思議に中性的。天に上げられる聖女を考えさせる表現です。

(ギュスターヴ・モロー作「ガニュメデスの誘拐」、1886年、個人所有58.5×45.5cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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